まだまだ鍋物が恋しい季節ですので、だし昆布を使われているご家庭も多いかと思います。
ところで、出汁を取った後のだし昆布ってどうされていますか?
「出し殻だから。」とか、「固いから食べないでしょ?」なんて捨てていませんか?
出汁を取った後とは言え、まだまだ旨みも栄養もたくさん残っているのでもったいないですよね~。
そんなだし昆布を我が家ではリメイクして、簡単なおつまみに変身させています。
昆布のいろいろ
昆布の産地は、90%以上が北海道。
また、昆布にも色々種類がありますが、出汁に使われる代表格は、
- 真昆布
- 羅臼昆布
- 利尻昆布
- 日高昆布
の4種類だと言われています。
それぞれ特徴も違って、
真昆布は、肉厚で幅広の昆布。濁りが少なく、上品な旨みのある出汁が取れる。
羅臼昆布は、正式名称は「利尻系えながおに昆布」。香りが良く柔らかい。やや黄色く濁るものの濃厚な出汁が取れる。
利尻昆布は、真昆布より固く塩分があります。味が濃く香りも高い澄んだ上品な出汁が取れ、京料理に多く使われると言われている。
日高昆布は、本来は「三石昆布」と言うが、日高地方で生息していることから日高昆布とも呼ばれている。柔らかく煮えやすいので家庭料理にも向く万能昆布である。
おろし昆布 用意する材料
- だし昆布(使用済) 15cmくらい
- 大根 15cmくらい
- 柚子 お好みで
- 鰹節(小袋) 1パック
≪調味料≫
- ポン酢 大さじ3~4
- 麺つゆ(3倍希釈) 大さじ1
- 一味唐辛子 適宜
昆布の種類や残っただし昆布の大きさによって分量が変わりますので、目安にして下さいね。
おろし昆布 作り方
(1) 使用済のだし昆布を細く切る。
(2) 大根は皮を剥いてすりおろす。
(3) ボールに昆布と大根おろしを入れる。
大根おろし丸いでしょ?ストレーナーで水気を切っているので丸くなりました。(笑)
(4) 鰹節と調味料も加え、しっかり和えて味を調える。
(5) 器に盛り付け、柚子を乗せたら出来上がり。
盛り付けはお好みで。
以前は大根おろしと昆布を2層に盛り付けていましたが、今回は和えてみました。
今回使用したのは利尻昆布。
固めの昆布なので、食べやすいように細めに切っています。
利尻昆布より柔らかい羅臼昆布や日高昆布なら、もう少し太く切っても食べやすいかもしれませんね。
昆布の種類によって固さなども違いますので、お口に合うようにお好みで切って下さい。
また、昆布はぬめりがあるので、切るときは包丁が滑りやすくなります。十分注意して下さいね。
個人的には、ポン酢はたっぷりめのほうが美味しいと思います。
お酒がすすむおつまみですよ。また参考にして下さいね。
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