今年は、2016年3月に農水省の地理的表示保護制度(GI)に登録された「鳥取・ふくべ砂丘らっきょう」使って甘酢漬けを作りました。
漬けたと言っても手軽に出来る「福部産砂丘らっきょう(洗いらっきょう)」1kg×2袋と、「らっきょう酢」のセットを購入したので簡単。
それでも自分で漬けると美味しく感じちゃうし、リーズナブルですよね。
農林水産省のHPによると、
地理的表示保護制度(GI)とは、産品の名称(地理的表示)を知的財産として保護する制度。
効果としては、産地の品質に国がお墨付きを与え、GIマークにより、他の産品との差別化が図られるのだとか。
簡単にいうと地域性のブランド品でしょうか。
GIマークは、今回購入した「鳥取砂丘らっきょう・ ふくべ砂丘らっきょう」の他、近畿圏の産品だと「但馬牛」や「神戸ビーフ」、「三輪素麺」にも付いています。
ついでに調べてわかったのが、産地ランキング。
年代によって順位は多少変わるようですが、1~3位までは不動のようです。
1位 鹿児島県
2位 鳥取県
3位 宮崎県
なんと!鹿児島産が1位なんですね。
日本三大砂丘の一つである「吹上砂丘」で育てられているのだそうです。
鹿児島・宮崎って、らっきょうの有数な産地だったんですね。
我が家の近辺では、残念ながら鹿児島県産も宮崎県産も見たことがありません。
なので、らっきょう栽培はダントツに古いと言われている鳥取県のイメージが非常に強いのですが、機会があればぜひ鹿児島・宮崎のらっきょうも食べてみたいな~と思います。
ちなみにベスト10の中に東京が入ってたのもびっくりしました。ん~勉強になりました。
「砂丘らっきょうの甘酢漬け」 作り方
今回は、らっきょう酢までセットなので手間無し簡単。
≪2kg分≫
(1) らっきょうをボールに入れて流水でよく洗い、塩(30~50g)を満遍なくまぶして1時間程度おく。
(2) 水洗いして塩を流し、ザルにあげて、よく水切りする。
(3) 鍋にたっぷりの湯を沸かし、沸騰したら(2)のらっきょうを20~30秒程度入れる。
(4) ザルにあげて湯きりし、粗熱を取る。
水を掛けて冷まさないようにすること。
(5) 煮沸殺菌をして冷ました瓶に、粗熱の取れたらっきょうを入れ、らっきょうがヒタヒタになるまでらっきょう酢を入れる。
(6) あとは冷蔵庫に入れて保存する。
漬けてから2週間程度で食べられますが、1ヶ月位漬けておくと、より美味しく召し上がれます。
我が家では鷹の爪を1瓶に丸ごと1~2本入れています。味が締まって美味しくなりますよ。
夏バテ予防にも良いと言われているらっきょう。
玉ねぎと同じく血液サラサラ効果もあるようです。
細かく刻んでポテトサラダに混ぜたり、天ぷらのかき揚げの具に混ぜ込んでも美味しいです。
今時は「洗いらっきょう」も「らっきょう酢」も手軽に手に入るので簡単に作れますね。
市販の甘酢漬けを買うと少量でも意外と高価なので、たまにはご自宅で漬けてみるのは如何でしょうか。
新生姜の甘酢漬けも作ってみたよ!
昨年の「 新生姜とらっきょうの甘酢漬け 」の記事はこちら
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